夕方に泣く理由
どうして三ヶ月コリックが夕方に多いのか?
その理由は残念ながらはっきりとは解明されていません。
三カ月コリック自体の研究が盛んではないのです。
- ちょうど夕方頃になると日が暮れるのが、赤ん坊にもわかり、なんとなく不安になって泣く。
- 夕飯の支度を忙しそうに始める母親の気分が伝わって、泣く。
- 疝痛と呼ばれる腸の痛みから泣く。
- 母親の子宮内で聞いていた音が恋しくなる。
など、非常にさまざまな説があります。
海外の文献には、もっとたくさんの説があります。
それほど理解できないことであり、研究も解明もできていない分野なのです。
この背景には、「コリックは、生後三ヶ月まで」ということがあるからです。
生後間もない頃には、この症状に悩まされますが、
それ以降は不思議なほどぴったりと治まったり、泣く理由がきちんとあったりするのです。
ですので、「長い育児期間の中の、たった三カ月の辛抱でしょ」という
研究者の思いがあるのかもしれません。

誰もが通る道にある壁の一つだと思えば、研究が進まない理由もわかるような気がします。
ここで大切なのは、赤ちゃんが夕方に泣く理由を探すよりも、
その赤ちゃんとどう付き合えば良いのか、母親の気持ちになって考えることです。
ただでさえ忙しい夕飯の支度時、意味もなく泣かれれば、誰だってイライラします。
そんなママを支えるために、あまり神経質にならずに、
ママが不安になることはないと安心させてあげることが一番なのです。